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 ■お葬式の事前準備


  まず、第一に「お葬式を事前に考える事自体が、やりづらい!」 のではないかと私は思います。縁起が悪いというほどではないにしろ、お互いに話題にしづらい。もしくは、まだまだ元気だからと考えない。というような考えは、どんなに時代が変わっても、なくならないとは思います。
ですが、数年前から葬儀の事前相談が増えてきているというのは、そうはいっても、「いざとなったら心配だから」という不安が勝っているのでしょう。

もしもの場合、事故等の突然死はもちろん、医師に余命を宣告され覚悟していたはずの死の場合でも、高齢で大往生だと思えるような場合でも、いざ身内が亡くなると、人は冷静ではいられません。 「本人は冷静でいるつもり」の場合がほとんどです。元々、不安を抱いてる中でのパニック状態、ゼロから葬儀の準備をするのは、難しいことです。

弊社などの葬儀社に事前相談に行って、見積りを出してもらうとある程度の流れや費用が分かるとは思いますが、わざわざ相談に行くほどでは・・・という方へ

このホームページを参考にして下さい!

後悔しない葬儀を行うために、考えておく、知っておくべき事を書きます。 費用などの見積りも載せていますので参考にして下さい。

■お葬式の事前準備 チェック項目

下記の7項目について知り、考えておくだけで全然違いますので、
まずは目を通してみて下さい。

┣ □ 遺影写真の選定
┣ □ お見舞い(見舞金)の記録
┣ □ 葬儀社に聞かれること
┣ □ 本人の希望(こだわり)を知る
┣ □ 家族の希望(こだわり)を考える
┣ □ 葬儀を行う場所
┗ □ 事前の見積りと葬儀社の選定

  □ 遺影写真の選定

●遺影写真を準備しておく
  お通夜で会葬者が一番見るのが、祭壇と遺影写真とも言えます。ほとんどの場合、お寺様の読経中に、祭壇の前まで行って、直接ご対面することはできません。祭壇におかれている遺影写真を見ると思います。できるだけ、良い写真を選んであげたいものです。

  ●なるべくピントがあって対象者が大きめに写っている写真
  ●表情の良い写真
    ⇒ご本人らしさが出ているお写真が良いと思います。以前、ご家族が、ピースサインをされているお写真を選ばれた事がありますが、ご家族、ご親族、会葬者ともに非常に微笑みながら、ご納得されていたケースもありました。
  ●何人かで写っている写真でもかまいません。
  ●できるだけ正面を向いている方が良いですが、最近では少し斜めのお写真をあえて選ばれる方もいらっしゃいます。やはり、ご本人らしさが出ていると良いと思います。
  ●基本的に背景は消しますが、背景を消さずにそのまま使用した方が良い場合もあります。
  ●服装は多少、変更することができますが、お顔の向きと服装が合わないと不自然さがでますし、表情と服装のギャップが出ても違和感がありますので、ありのままで良いと思います。修正は、襟の乱れやメガネの反射光などの最小限に留めるのが良い場合が多いです。
  ●受け渡しは、実際の写真やネガだけでなく、メールや、SDカード、USBなどデータでも可能です。但し、お写真の間違いがないように、SDカードなどの中には、対象の写真だけ入っている方が望ましいです。
  ●いくつか候補を選んでおくのが良いですが、 第1候補は決めておいて下さい。


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  □ お見舞い(見舞金)の記録

●ご病気が長く入院している場合など
  ご看病などが大変だとは思いますが、お見舞いに来られた方(見舞金など)を記録しておくとよいでしょう。見舞金は、だいたい3,000円~10,000円だと思いますが、お返しは、半分~1/3ぐらいとするのが一般的です。
  退院した時は内祝を、亡くなった時には、香典返しに加算したりしてお返しすると良いと思います。


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  □ 葬儀社に聞かれること

●葬儀社から聞かれることを調べてたり、決めておく。

  ①故人の生年月日、年齢、住所、本籍、筆頭者(外国人の場合は国籍だけ記入)
    ⇒戸籍の筆頭者は、戸籍の一番最初に記載されている人です。 既に筆頭者が亡くなっていても、変わりません。自分が子で、未婚であれば、親(父または母、養父または養母)の戸籍に入っている場合が多いです。婚姻すると、親の戸籍から抜け、夫婦で新しく戸籍を作ることになります。
  夫の氏を選んで婚姻すれば夫が筆頭者に、妻の氏を選んで婚姻すれば妻が筆頭者になります。但し、戸籍の状態は個人個人で異なりますので、分からない場合は、本籍・筆頭者氏名が記載された住民票の写しを取得すると確認できます。

  ②喪主は誰がするのか
    ⇒お墓をお持ちの場合、継承者にも関わってきますので、お寺様と相談する必要があります。

  ③死亡届の申請者となる方の住所、本籍(筆頭者)
    ⇒実際には、亡くなった際にいらっしゃる方が死亡届を書かれる事が多いと思います。
  届出人になれるのは、親族 (同居していても、していなくても可)、親族以外の同居者、家主 、地主 、家屋もしくは土地の管理人、後見人、保佐人、補助人、任意後見人です。(戸籍法第87条)
  ちなみに、上記の届出人となれる親族は、6親等内の血族および3親等内の姻族までとなります。

親等図 PDF

  ④予算、希望式場
    ⇒見積りなど、葬儀社に確認するのが良いです。弊社ホームページにも、各種葬儀プランや見積り例、式場案内がありますので、ご参考にご覧下さい。

  ⑤会葬予定者数、親戚縁者の数
    ⇒ご家族やご親戚・ご友人・町会・会社関係などの連絡用リストを作成しておくと良いです。リストを作成しておくと、いざという時にすぐに連絡を取ったり、会葬者の予定者数の見積りにも使えます。

  ⑥宗旨宗派、菩提寺(お墓のあるお寺)
    ⇒自分の家の宗教・宗派などを確認しておく。お寺(神社・教会)様の名前、電話番号、お墓の有無なども。

  ⑦棺に納めたいもの
    ⇒納棺する際に着せてあげたい服があれば用意しておく。なければ、旅支度(白装束など)をお着せします。だいたい、旅支度は、葬儀社が用意してくれます。
  お棺の中に一緒に納めてあげたいものがあれば、準備しておきます。ただし、可燃物に限ります。

  ⑧その他、家紋など
    ⇒今は、家紋を使う事も少なくなってきましたが、家紋を使いたい場合は、事前に確認しておきましょう。


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  □ 本人の希望(こだわり)を知る

●本人に確認できる機会があるならば、なるべく意図に沿うように  お葬式を行ってあげたいものです。
  ●亡くなった後に自宅に戻りたいか
  ●葬儀の飾り付けについて
    ⇒花祭壇、白木祭壇などの祭壇の種類     生花の種類、色など
  ●亡くなった事を知らせて欲しい人
  ●棺に一緒に入れて欲しいもの
  ●形見分けや寄贈・援助・献体など
  ●お墓・法要についての希望
  ●お葬式で流して欲しい音楽など
  ●どういった形式での葬儀を行いたいのか
    ⇒仏式、神式、キリスト教、無宗教など


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  □ 家族の希望(こだわり)を考える

●現実的な部分として、少し考えてみる事が大事です。

  ●ご遺体の搬送先は自宅か、斎場や安置所か
   自宅の場合、広さなど含めて可能かどうか
  ⇒玄関や廊下など、ご遺体の搬送時のストレッチャーが通れるかどうか。無理な場合や、亡くなったことを近隣の方に知られたくない場合などは、斎場や遺体安置所に搬送・安置します。

  ●どういった形式での葬儀を行いたいのか
  ⇒弊社にご依頼のある葬儀では、8,9割が、読経を伴う仏式です。仏式の葬儀では、菩提寺がある場合は必ずそこに連絡して下さい。お付き合いのあるお寺のない場合は葬儀社に相談して紹介してもらうことも可能です。神式(神道)、キリスト教、また無宗教などで行う場合もあります。
  また、近年、故人らしい葬儀を志向する傾向が強くなっています。好きだった音楽を式場で流したり、本人のイメージや趣味・仕事などを花祭壇で表現したり、こだわりたいことがあれば、その希望を明確にしておいてください。

  ●葬儀の規模を考える
  ⇒葬儀の規模は、遺族、親族と会葬者の人数で大体推測できます。会社や町会の繋がり、本人の遺志などを考えてみましょう。年賀状の数が参考になる事もあります。
もちろん、人数が多いほど規模も大きくなり、式場も大きくする必要があります。会葬者の人数は、葬儀を知らせる範囲で、ある程度調整できますが、家族の知らないところで、広まっていく可能性もありますので注意が必要です。経済的に無理をしてまで規模を大きくする必要はありませんが、最後のお別れの場ですので、できる事なら会わせてあげたいものです。


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  □ 葬儀を行う場所

●大田区、品川区、港区、目黒区、世田谷区にお住まいの方は

   臨海斎場がオススメですが、大田区の方は弊社ホームページにある各式場一覧をご参考にしてみて下さい。自宅で行いたい、親族や会葬者の来やすい場所の式場が良いなど希望があれば、考えておくと良いです。
  なお、大田区にある臨海斎場や、品川区にある桐ヶ谷斎場などは、火葬場に併設して葬儀式場があるので、葬儀の出棺時に霊柩車・バスなどの、移動と費用の負担を軽減することができます。但し、予約待ちが多く、亡くなってから、1週間程度経ってから葬儀となる可能性があります。


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  □ 事前の見積りと葬儀社の選定

●上記までの希望を含めて、一度葬儀社で見積りを取るのが良いです。
   冒頭で、相談が嫌な方は、このホームページを参考にして下さい!と書きましたが、できることなら、一度、見積りを取ってもらうと良いです。
見積もりを取ったら、それを判断基準にもう一度内容を見直してみると良いです。

では、どこの葬儀社に見積りをお願いすればよいか?
   弊社へ。
と勿論言いますが、葬儀社を選ぶポイントとしては、

  ●応対は丁寧か?
  ●見積りの内訳・費用が分かりやすいか?
  ●説明が分かりやすいか?
  ●希望にあった提案をしてくれるか?
  ●希望(こだわり)が実現できるか?
  ●質問しやすい雰囲気か?
  ●葬儀の担当者は、葬儀が終わるまで変わらないか?

  葬儀社の会社の規模が、葬儀の良し悪しには比例しません。余裕があるならば、いくつかの葬儀社の見積り・相談をしてみるのも良いと思います。また、担当者によって大きく変わると思います。担当になった人がどれだけ親身になって、気配りをしてくれるかは大きいです。できる事なら事前に、葬儀を実際に担当してくれる人としっかり相談して、その担当者の人柄で選ぶことも大切です。

  なお、葬祭ディレクターという資格もあります。1996年から始まった厚生労働省認定試験の葬祭ディレクター技能審査制度です。一級葬祭ディレクターがいるかいないかも、葬儀社を選ぶときの一つの指標にしてもよいかもしれません。


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