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 ■葬儀の流れ


東京での一般的な葬儀の流れをご紹介いたします。

なお、葬儀は地方ごとに様々な伝承・慣習のもとに施行されます。その地方ならではの慣習や故人らしさを表現した葬儀の方法もございます。

葬儀は初めてでどうしたら良いか、やる事は何か?準備しておく事は?・・・・。
祖父母の葬儀では、両親が中心で葬儀を進めていたので、お父様やお母様が亡くなった際に、何から手をつけてよいか分からない・・・。
そんなご心配はないでしょうか?
葬儀社に相談するのは・・・ちょっと・・・気が引けて・・・
そんな方は、下記をお読み頂き、少しでも参考になればと思います。

もっと詳しく知りたい方は、お気軽に弊社までご相談ください

■危篤から葬儀までの流れ

┣ 危篤~ご臨終~死亡診断書・死亡届まで
┣ ご安置~ご相談(打ち合わせ)~ご納棺まで
┣ お通夜~葬儀・告別式・初七日法要~ご収骨まで
┗ご遺骨になってから~ご納骨まで

危篤~ご臨終~死亡診断書・死亡届まで

●危篤
医師から危篤の診断を受けたときは、近親者など合わせたい人に至急連絡を取ります。 緊急の場合なので、早朝や深夜にかかわらず、電話での連絡がよろしいでしょう。

●ご臨終

ご自宅で亡くなられた場合は、すぐに医師(主治医)に連絡し、死亡診断書を受け取ります。 急死など突然の死亡で、かかりつけの医師(主治医)がいない場合は、警察に連絡して現場検証を行う必要があります。病気等による自然死(事件性がない)であることが確認されるまでは、遺体を動かしてはいけません。

医師によるご臨終の宣告の後、葬儀社とお寺に連絡。葬儀社が枕飾りを用意します。東京では省略される事が多いですが、「末期の水(まつごのみず)」の儀式を行う慣習があります。末期の水とは、故人の近親者が割り箸に巻いた脱脂綿に「逆さ水」(水にお湯を入れて作ったぬるま湯)を含ませて故人の口を湿らせる儀式です。喪主から血縁の深い順番に行います。

病院で亡くなられた場合は、看護師の方が、遺体の全身をアルコールやお湯で拭き清め(清拭)、耳、鼻、肛門などに綿を詰めてくださる場合があります。 その後、ご遺体は病室から霊安室に移されることが多いですが、遺族は病室の整理をしてご遺体を病院から移動しなくてはなりません。

病院からどこにご遺体を運ぶか決めて、葬儀社へ伝えます。
おもなご遺体の安置場所としては、ご自宅か、火葬場の安置所や民間の安置所があります。一般には自宅に連れて帰り、家族と最後の時間を過ごします。
家が狭くて安置できない、亡くなったことを近所の方に知られたくない等の場合は、葬儀社にご相談下さい。ご遺体の安置所に搬送します。

●死亡診断書・死亡届
死亡診断書がなければ、ご自宅や病院から移動(搬送)できません。また、埋葬や火葬の許可が下りません。
死亡届は死亡診断書とセットになっています。 医師から死亡診断書を受け取ったら、左側の死亡届に必要事項を記入して市区町村役所へ提出しなければなりません。死亡届は、死亡した場所・死亡者の本籍地・届出人の所在地のいずれかの区役所、市役所、町村役場の戸籍係に提出します。死亡届出人は同居の親族、同居していない親族、その他の同居者、家主、地主もしくは土地の管理者の順に義務があります。死亡届は、故人になるべく近い親族が届出人となり、届出人の署名と捺印をして提出します。その際、届出人の印鑑(認め印可、シャチハタ不可)が必ず必要です。 一般には、依頼する葬儀社が決まったら、葬儀社に手続きを代行してもらいます。 火葬、埋葬は死亡後24時間を経過しないと行うことができませんが、死亡届を出さないと火葬(埋葬)許可証が交付されず、実際に葬儀(火葬)を行うことができません。 死亡診断書の原本は死亡届と一緒に役所に提出してしまいます。後で、いろいろな手続きで故人の死亡を証明する為に必要となりますので、コピーを何枚か用意しておきましょう。


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ご安置~相談(打ち合わせ)~納棺まで

●ご安置
病院などからご自宅に戻られる場合は、どのお部屋にご安置するかを決め、片付けなどを済まし、お布団の準備をします。敷き布団一枚、掛け布団一枚でかまいません。ご安置が終わりましたら、葬儀社が枕飾りを準備します。
※ご自宅にお連れした後、お部屋までの通路が狭いなどの問題があり、ご安置できない場合は、安置所へ搬送させて頂きます。事前に玄関や通路などの間隔を葬儀社へとお伝え下さい。

※菩提寺がある場合、「枕経」をあげていただける場合があります。枕経は、通常、ご納棺する前にあげるものです。警察などで検死になったなどの特別なご事情があり、先に納棺することになった場合は、菩提寺にご連絡・ご相談下さい。

※ご自宅に神棚がある場合
家族の誰かが死亡した場合、神棚に白の紙(半紙など)を貼って封印することを「神棚封じ」といいます。 古くは、ご家族は、お身内の死により、気を落ちている状態(気枯れ・・けがれ)のため、神棚封じは死忌にそまっていない他者(第三者)がするものとされてきましたが、最近ではご家族が行なうことも多いようです。この白紙は、四十九日あるいは五十日祭を終えて白紙を外すのが一般的です。この間、神棚は閉ざされていますので、お供えやお参り、お祭りなどへの参加も控えた方がよろしいでしょう。


●ご相談(打ち合わせ)

葬儀社と相談して、お通夜・葬儀の形式や規模、日程、場所、予算などを決めます。 葬儀の日程は、菩提寺がある場合、必ず事前にご住職にご都合を確認して下さい。お付き合いのある菩提寺がない場合は、親戚などに宗旨宗派の確認をし、葬儀社に宗教者の手配を相談します。詳細な相談内容はここでは書きませんが、ご家族は、遺影写真、喪服や数珠、葬儀のお手伝いを頂く方などを決めて頂く必要があります。

●ご納棺
葬儀社と相談し、お通夜までに、いつ、どこでご納棺するかを決めます。身内の方はできるだけ同席された方が宜しいかと思います。棺には、故人のお好きだったものなどを一緒に納めることもありますが、葬儀の出棺の際にも、入れてあげられるタイミングはあります。
納棺に合わせて、ご遺体の身繕いと死化粧を行う場合があります。納棺師などの専門の方を手配することで、非常に綺麗な形での納棺も可能となります。特に亡くなってから、葬儀までお日にちが掛かる場合など男性の方でも死化粧をすることで、顔色の変化などが分からなくなります。葬儀社とよくご相談下さい


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お通夜~葬儀・告別式・初七日法要~ご収骨まで

●お通夜(東京での仏式の場合の例です)
1.お通夜当日 14時~15時頃に葬儀社が祭壇ならびに会場の設営を開始します。
2.お通夜開式 1時間前ぐらいに、受付の準備をします。
3.開式5分前には、遺族、親族、関係者は着席します。一般に席順は、祭壇に向かって右側から喪主を初めとして血縁の深い方が座ります。
4.僧侶の入場・読経・焼香を行います。喪主、遺族、親族、一般参列者の順に焼香します。 参列者が多い場合は、読経の途中から焼香を行う場合もあります。
参列者には焼香を済ませた後に「通夜振る舞い(つやぶるまい)」の席にあがっていただきます。僧侶による法話・説教と続き、お通夜の儀式は終了します。(省略されることが多いですが)喪主が挨拶と謝辞を述べて親族の「通夜振る舞い」に移ります。
最後に、喪主または世話役代表がお礼の言葉を述べてお開きにされる場合もあります。
5.少し前までは当たり前のように、近親者で祭壇の線香やロウソクを絶やさないよう故人をお守りする慣習がありましたが、最近では次の日にお疲れが残らないようにされない方が多いです。また、 式場において、防災上、夜間のお線香などは禁止されているところがほとんどです。
※地域によっては「お通夜」の前に出棺し火葬を行うところもあります。


●葬儀・告別式・初七日法要(東京での仏式の場合の例です)

最近は、葬儀と告別式に明確な区別はない形式がほとんどです。
1.開式 1時間前ぐらいに、受付の準備をします。
2.開式5分前には、遺族、親族、関係者は着席します。
3.僧侶の入場・読経・焼香を行います。喪主、遺族、親族、一般参列者の順に焼香します。 参列者が多い場合は、読経の途中から焼香を行う場合もあります。
4.式中もしくは、式後に、弔辞・弔電の拝読(紹介)を行います。
5.僧侶が退席し、お別れのご準備をします。
6.故人と最後のお別れをします。ご遺族や友人が、祭壇の生花で遺体のまわりを飾ります。ここで、お棺に何かを納める最後のタイミングとなります。お別れを終え、お棺のおふたを閉じた後、喪主(または葬儀委員長や親族代表など)の挨拶があります。
※最近は、釘打ちの儀式は行いません。
※ご家族、ご親族だけの葬儀の場合は、ご挨拶を省略される方もいらっしゃいます。
7.棺は遺族や親族の男性が、台車もしくは霊柩車まで手運びし、火葬場に向かいます。
※お手伝い(受付・会計係)からの引き継ぎを忘れないように気をつけます。
出棺後でもかまいませんが、必ず香典と香典袋、記帳カードなどを受け取ります。

●精進落とし
僧侶やご親族など、葬儀でお世話になった人に感謝し、ねぎらうための会食の席です。喪主や遺族は末席に着くものですが、最近は、ご遺骨の近くに僧侶とご家族お近い方から座れる事も多いです。

通常は、ご遺骨になられて、初七日法要の後に行っておりましたが、大田区の公営斎場である臨海斎場は特に火葬時間が長いこともあり、ご火葬中に会食される場合がほとんどです。


●ご収骨
火葬(荼毘)が終わると、ご収骨室にて、二人が一組になり、一つのお骨を竹箸で一緒にはさんで骨壷(収骨容器)に納めます。
※浄土真宗では、合い箸(あいばし)は行いません。
ご収骨が終わると、係員が骨壷を埋葬許可書と一緒に白木の箱に入れてくれます。この埋葬許可書は納骨の際に必要となります。再発行が非常に難しいので、納骨まで白木の箱から出さないようにするのがよろしいでしょう。
遺骨は喪主が両手で抱えて持ち帰宅します。


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ご遺骨になってから~納骨まで

●ご遺骨になってから

ご遺骨、お位牌、ご遺影は、四十九日の忌明けまで、後飾りの祭壇にご安置します。

以前は、還骨法要・初七日法要をご自宅にご遺骨が戻られてから行うことがありましたが、最近では、初七日法要を繰り上げ、還骨法要と併せて、式場にて葬儀に続けて行うことが多くなっています。

●納骨

いつ納骨するかは地域の慣習によって違いがありますが、菩提寺(宗教者)とよく相談してお決め下さい。すでにお墓をお持ちの方は、四十九日の法要と合わせて納骨を行う場合が多いです。 お墓の手配が間に合わない場合は、百ヶ日、一周忌などの法要に合わせてお墓を手配し納骨します。

位牌は、葬儀の際の白木の位牌は仮のものです。四十九日法要までに本位牌を準備しましょう。


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